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2010年7月

2010年7月21日 (水)

ザ・ロード

コーマックマッカーシーの傑作、SF版子連れ狼です。近未来の荒廃した土地をひたすら南に向かう父と少年のロードノベルです。恐ろしい場面が多くて読むのが辛いのですが、父と子の会話が詞のようで美しいです。おすすめです。


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オープン・セサミ

久保寺健彦さんの小説は『みなさん、さようなら』で衝撃を受けてから注目しています。20代から70代まで、年齢別のドラマが次々と現れてくる短編集です。特に40代の「ラストラ40」が好きでした。


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2010年7月16日 (金)

人魚猛獣説

穂村弘さん大好きです。スタバのナゾが明かされる、タンブラーの台紙のオマケ付きのオシャレな本です。相変わらずオドオドとカウンターで注文する穂村さんの姿が目に浮かぶようなエッセイ集ですが、実は御本人は若くてスタイリッシュ、スタバが似合うステキな男性だと知ってしまいました。


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風待ちの人

伊吹有喜さんの本は初めて読みました。40歳前後の男女のラブストーリーです。がさつで、下ネタ、謝ることが口癖のヒロインは私の最も苦手とするタイプなのですが、読み進めるにつれてどんどん彼女が好きになります。おいしい料理の腕前、知的好奇心、心の病いを理解してあげられる自身の辛い経験、おもてなしの心は習ってできるものではないのです。私がちょっとバカにしていたタイプの喜美子さんに少しでも近づけたらいいなと思いました。セカンドラブがあるかも。サンタマリアノヴェッラ、リモンチェッロ、オペラ、ステキなキーワードがいっぱいありました。


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2010年7月15日 (木)

赤いカンナではじまる

はらだみずきさんの本に携わる人々のドラマを描いた連作短編集です。ちょっとノスタルジックで瑞々しくてステキでした。描かれるテーマは初恋、夢、青春、再会、友情です。表題作も良かったですが、私は大の大人がザリガニを108匹も捕まえる「最後の夏休み」が好きでした。


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プレシャス

映画「プレシャス」の原作です。読むのが苦しくて辛い本です。踏みにじられても絶望せずに生きる主人公のプレシャスの姿は壮絶です。私は何よりもこの本で学ぶことの楽しさをもう一度思い出させてもらえました。


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