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2009年7月

2009年7月21日 (火)

エ/ン/ジ/ン

主人公の葛見隆一は知らない幼稚園からの同窓会の案内を受け取ります。仕事も恋人もなくし、人生に訪れた何度目かの長い休暇中だったので退屈しのぎに出かけて行くところから物語が始まります。同窓会を主催したのは父親の行方を探すミライと言う名の不思議な女性で、その手がかりはエンジン(猿人?厭人?)とゴリというあだ名だけなのですが、なぜか主人公は手伝ってしまうのです。70年代の懐かしい時代が出てきます。「スペクトルマン」という番組は覚えていないのですが、ゴリとラーと聞くとなんだかぼんやり記憶にあるような。不思議に楽しい小説でした。

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2009年7月18日 (土)

くまちゃん

角田光代の本ってほんと飽きないです。タッチは変わらないのにどれも面白いです。バブル期に20代だった男女が次々と主人公になって次々とふられてゆく、ふられ恋愛短編小説です。私は表題作の「くまちゃん」が一番しみじみと心に残りました。20代、30代って人生の選択を強いられる年代で恋愛も色々な要素が複雑に絡んでくるのでドラマになるのですね。うまいです。

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2009年7月17日 (金)

乱反射

貫井徳郎の本は時々読みますが、これは社会派エンタテイメント小説だそうです。小さい子供が亡くなる事件から誰もが犯人であり、誰も犯人ではないという不条理を描いています。人のエゴイズムや無関心さは改めて活字で読むとイライラしてきて、あまり好きではありませんでした。

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2009年7月13日 (月)

ミッキーたくまし

家の外で読んだら一人でプーって吹き出してしまうので危険です。西加奈子のエッセイ『ミッキーかしまし』に続く第二弾ですが、これもまた大爆笑です。大阪の変なおっちゃんの描写が秀逸です。東京の人は信じないけど、大阪にはほんとにこんな人いるんだからね。

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2009年7月11日 (土)

ママカノ

ママカノとはママぐらいに年上の彼女のことだそうです。ネットで知り合った23歳の大学生と43歳の女性作家(本人?)のラブストーリーです。なかなか真面目な純愛で不快な感じがなかったです。

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公園で逢いましょう

団地の公園で集う小さい子供を持つママ友たちのお話です。マキちゃんママ、ダイちゃんママ、ユウマくんママ、羅々ママなどが登場しますが、子供の名前でなんとなくママの風貌が想像できてしまいます。この本は短編集ですが、それぞれのママたちの過去が語られ、だれだれちゃんのママがドラマチックなヒロインになっていきます。ゴシップ的だけど、それぞれの青春がキラキラ輝いていて素敵でした。

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