元職員
吉田修一は『悪人』以降、目が離せなくなっています。犯罪小説では『悪人』、『さよなら渓谷』、3作目の『元職員』と続いたので期待でワクワクでした。本が薄いので少しがっかりしつつ、あっと言う間に読み終えましたが大満足でした。栃木県の公社職員の片桐がバンコク旅行に行き、ミントという娼婦と過ごす数日間を描いているのですが、片桐の本当の姿が見えてくるというストーリーでした。タイに興味がなかった私ですが、貨幣価値があまりに違いすぎて金銭感覚が鈍るというくだりに反応してしまいました。あぁ買い物しまくりたい。
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