« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月28日 (火)

ジーンワルツ

『チームバチスタの栄光』のシリーズとは別にシリーズ化しそうな、医療サスペンスものでした。今度は生殖医療の問題に挑みます。ヒロインは大学病院に勤務する美しい女性医師、理恵です。なんだか登場人物が別の作品にもちらほら出ているらしく、海堂尊の他の本も早く読まなければ。開業した理恵の今後にも目が離せなくなりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月23日 (木)

ミッキーマウスの憂鬱

ディズニーランド大好きです。「史上初、ディズニーランド青春小説」という帯の文句に魅かれて読みました。この本はディズニーランドのバックステージを描いたフィクションですが、あまりにリアルすぎてどこまでがフィクションなんだろうと思ってしまいました。知り合いで2人、ディズニーランドでバイトしたことのある人を知っているので、登場人物にイメージが重なりスムーズに物語に入っていけました。一人はジャングルクルーズ、もう一人はピーターパンでキャストをしていた人です。ジャングルクルーズのオーディション場面は笑えます。以前何かの本でミッキーマウスの中にはシルバー人材センターから派遣された小さいおじいちゃんが入っているんだと読んだことがあって、それはそれでかわいくってファンタジーだなと思って私はそれを信じることにしています。この本の中にはミッキーを演じる男が出てきます。しかもかなり人間くさくて夢が壊れます。でも全体としてはディズニーランドのイメージが壊れるような小説にはなっていないのでご安心を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月22日 (水)

義弟

連れ子同士の再婚で姉弟になった克己と彩は成人してそれぞれの道を歩みます。克己はスポーツインストラクター、彩は弁護士。東京で暮らす2人はお互いを支え合って、それぞれの道で成功しています。でも永井するみの小説は絶対にほのぼのとしたままでは終わらないのです。ミステリータッチで最後までページから目が離せなくなります。今回の小説はなんだか深みがなくて安っぽい2時間サスペンスのような展開であまり好きにはなれなかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月21日 (火)

金色のゆりかご

重いテーマにも関わらず、さらっと読むことができました。海外養子斡旋の話です。佐川光晴はデビュー以来一貫して「生殖」をテーマに書いているそうですが私は初めて読みました。主人公の島村啓介は研修医になったのに鬱病になって医学から離れてコンビニでバイトを始めます。たまたまそのコンビニで倒れた女子高生を助けたことから現場復帰を果たすのですが、複雑な問題が絡み合ってきます。女子高生は望まない妊娠をしていて、母や祖母の言うなりに怪しい海外養子斡旋団体に生まれたばかりの赤ちゃんを渡してしまいます。養子斡旋の実態には驚きましたが、どうしたらいいんだろうと何度も何度も考えましたが答えがでませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月12日 (日)

武士道セブンティーン

誉田哲也の武士道シリーズをご存知でしょうか。シリーズっていっても2作目ですが。1作目は『武士道シックスティーン』ですが、これを読んだときはかなりコーフンしました。剣道に打ち込む女子高校生のお話なのですが、試合のシーンでは手に汗握りました。2作目も試合の臨場感はそのままです。主人公は剣道の良きライバルで親友の早苗と香織です。前作で東京と福岡に親の転勤のために離ればなれになってしまうところで終わったのですが、今回はまた良きライバルとして再会します。もうこれが、泣けるんです。そして黒岩レナという強敵も現れ、小さな事件もちらほら起こり、もう目が離せなくて長編なのに2日で読んでしまいました。剣道をやったことのある人は必読です!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年10月11日 (土)

平台がお待ちかね

出版社の駆け出し営業マンが主人公です。出版社って編集になりたくて勤める人が多いのかと漠然と思っていたのですが、この本を読んだら営業もなかなかやりがいのある仕事なんだなと初めて知りました。今でこそ書店の手書きポップとか有名で、POP王とかいたりしますが、そういうのは書店員さんの仕事かと思っていたら、出版社の人も深く関わっているのですね。ただミステリーというカテゴリーみたいですが、謎解きはなんだか毎回ふーん、だから?って感じでした。でも今日から書店にいる時間がさらに長くなってしまいました。平台やポップやフェアの棚をくまなく見るようになってしまったからです。書棚の下のストックの引き出しを開けているスーツのおじさんなんか見つけた日には手元の注文書を覗き込んでしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 5日 (日)

有頂天家族

森見登美彦の小説は文章にリズムがあって好きです。『有頂天家族』は京都を舞台にした狸の物語です。4匹の兄弟狸とその母親狸、天狗の赤玉先生、半分人間で半分天狗の美女の弁天など素敵なキャラクターが登場する奇想天外な物語です。リズムがいいので一部を5歳の子どもに読み聞かせたら、興味津々でした。ばかばかしいんだけど、ちょっと切なくてこの毛玉4兄弟の続きが是非読みたいです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月 3日 (金)

陽だまりの彼女

ただの甘々なラブストーリーかと思いきや!読後かなりたってからウウウっときました。越谷オサムの小説は『階段途中のビッグノイズ』が好きだったので期待していたのですが、前作とは違ったタッチで楽しめました。中学の同級生の真緒と大人になってから再会して、つきあうようになるという、よくある話なのですが、いやー、意外な結末でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年10月 2日 (木)

カイシャデイズ

山本幸久のお仕事小説は大好きです。今まで読んだお仕事系小説は『凸凹デイズ』、『渋谷に里帰り』ですが、どれも読者を元気にしてくれる素敵な人々が登場します。『笑う招き猫』や『美晴さんランナウエイ』、『はなうた日和』も良かったです。私の大好きな「ガリガリ君」アイスがよく登場する気がするのですが、気のせいかしら。『カイシャデイズ』は店舗の内装工事を請け負う会社のお話です。営業、デザイナー、社長、、経理それぞれのスタッフの視点から語られます。働くことっていいなぁって思えてきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »