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2008年8月

2008年8月30日 (土)

誰かが手を、握っているような気がしてならない

前田司郎の小説は初めて読みました。   神の声が聴こえるという娘とその家族のお話です。4人家族なのですが、語り手が次々とかわって、つなぎ目がないので、いちいちあれ?あれ?ってなるので読みにくかったです。なんか○がない文章を読んでる感じ。内容は面白いのですが、あまり好きじゃなかったです。

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2008年8月24日 (日)

ほんたにちゃん

『グ、ア、ム』があまりにも面白かったので作者のことが知りたくて、本人本という言葉にひかれて読んじゃいました。ちょっとだめでした。劇団の人だし、過激に過激にって自己アピールしていくのが普通なのかもしれませんが、ちょっと付いてけなかったです。この調子でいくと『乱暴と待機』はやはり手に取るべきではなさそうで、んー、『グ、ア、ム』の路線でもう一冊書いてほしいです。

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2008年8月21日 (木)

年下の男の子

五十嵐貴久の本、楽しみにしていましたが、やはり良かったです。37歳の独身女性と14歳年下の23歳の男性とのラブストーリーなのですが、なかなか恋人同士にならないのでハラハラドキドキしてしまい、とうとう途中で他のところをすっ飛ばして読み進んでしまいました。とても後悔。でも結末がわかったので落ち着いてじっくり読み返すことができました。こういうのってミステリーよりずっとスリル満点です。で、最後のページでうるるるるってきてしまって号泣しました。(変な人)

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2008年8月17日 (日)

静かな爆弾

最初に読んだ頃の吉田修一の小説みたい、と思いました。『悪人』がちょっとイメージと違っていたので、吉田修一らしいストーリーと感じたのかもしれません。耳の聞こえない彼女との静かな恋愛小説でしたが都会の中の音のない世界が伝わってきました。無印良品の分厚いメモ帳にランダムに書きながら言葉を交わす二人がとても素敵でした。

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2008年8月14日 (木)

グ、ア、ム

本谷有希子という著者は戯曲も書いているそうです。初めて読みましたが、頭の中にドラマを見ているようにシーンが浮かび上がってきてとても読みやすかったです。北陸のごく平凡な4人家族の社会人になった姉妹と母親がグアム旅行に出かける話です。お父さんがとても面白い人で一人留守番をしています。時々心配になってとぼけた国際電話をかけてくるのですが、みんなに邪険にされていて、かわいそうだけど、おかしい。かわいらしくて理想の父親像って感じです。仲の悪い姉妹を仲良くさせようとやきもきする母も穏やかで素敵でした。

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2008年8月11日 (月)

RURIKO

林真理子の『RURIKO』読みましたか?これ面白いですか?全く響かなかったのですが。もう読んで損した。昔々の女性週刊誌を読んだ気分です。もっと昭和の時代が書かれてるのかと思ったら、ひたすら人物人物で、石原裕次郎、浅丘ルリ子、小林旭、石坂浩二、美空ひばり(あー漢字変換できない!)の恋愛話ばかり。全然興味ないです。と、若ぶってますが、実は去年BSで石原裕次郎と浅丘ルリ子の『青春大統領』という映画を見たのですが、とっても気に入ったのでDVD探してます。昔々のジャニーズが出てきて、あおい輝彦がリーダーのあおいくんをやっていて変なトランプ柄のセーター着て「右、左」といいながら踊ってました。もう一度見たら『RURIKO』が心に響くかしら。

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2008年8月 4日 (月)

みなさん、さようなら

18年間団地の敷地内から一歩も出ずに引きこもっている少年の成長物語です。狭い団地の中で中学も行かずに一人で勉強して就職して婚約もして、ある意味ファンタジーです。ユーモアもあってなかなか楽しめました。主人公の悟が明るく前向きな性格なのもあって、じめじめせずに読めましたが、かなり悲惨な描写もたくさんあり、やりきれない場面もあります。実話ではないかと思うほどリアルでハラハラして気持ちがザワザワしました。でも、この本、必読です。

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2008年8月 3日 (日)

Xωρα(ホーラ)—死都

篠田節子の『Xωρα(ホーラ)—死都 』は怖かったです。ただの不倫海外旅行小説かと思いきや!こわーい。顔のついたバイオリンが出てきたところで気づくべきでしたが、読み始めたら止まりません。舞台はエーゲ海の小島で、ロマンチックで幻想的で素敵です。ヨーロッパの歴史や宗教、カトリック教会のことなども知ることができて、とても楽しめました。不倫旅行の方は....あまりロマンチックとは思えなかったですけど。

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