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2008年5月

2008年5月25日 (日)

三面記事小説

角田光代が新聞の三面記事を素材に小説を書いたものです。上手に書いているなぁと感心はするのですが、小説としてはあまりワクワクしませんでした。三面記事に普段から興味がないからかも知れません。角田光代、2冊続けて読みましたが両方ともまあまあって感じでした。

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2008年5月24日 (土)

福袋

いつも思うのですが、短編集では角田光代の面白さは味わいきれないです。物足りない感じ。というか、このタイトル!福袋が異常に好きで新年の楽しみは福袋にある私にとってこの程度のワクワク感では物足りないみたいです。

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2008年5月18日 (日)

さかなのなみだ

さかなクンが大好きなんです。あの一生懸命さと誠実さにやられてしまいます。さかなクンが出ている番組は録画して見ているのですが、「情熱大陸」は3回見ました。さかなクンは絵も上手なんですよ。で、期待してこの本を買ったのですが、絵はほとんどなかったです。子ども向けですが素敵な本でした。夢中になっている人って素敵です♡

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2008年5月17日 (土)

主題歌

柴崎友香の『主題歌』はかわいい女の子が好きな女の子たちの話で、いたってフツーの話なんですが、「あーそやなー」「あーわかる、わかる」といちいち関西弁で反応してしまいます。そう、とりたてて特別な盛り上がりもなくストーリーは淡々と綴られているのですが、引き込まれます。あっという間に読み終わってしまうのでもっと長編が読んでみたいです。私も松坂慶子とエマニュエル・べアールが好きです。

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2008年5月13日 (火)

食堂かたつむり

ずっと気になっていた話題の書、小川糸の『食堂かたつむり』をやっと読めました。コージーな童話のようなストーリーで優しくてあたたかで、ページをめくる度に涙がつつーっと流れました。最近めっきり涙もろいのですが、先日熊川哲也の「白鳥の湖」を観に行ったときもワンシーンワンシーンで涙がでました。これは本物!に出会ったときの涙だと勝手に確信しています。松田美智子の『天国のスープ』と野中ともその小説を彷佛とさせる気がしましたが、どうでしょうか。

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2008年5月11日 (日)

白蝶花

宮木あや子の本を読むのはは2冊目です。以前から明治の終わりから大正、昭和の始めの時代の小説を読むのが好きで、諸田玲子の『希以子』も好きですが、この本も大正から昭和初期の時代を描いた小説でとても満足しました。丁度私の祖母の時代、美しくて気高くて聡明で強い女のイメージのヒロインが登場します。そしてこの時代の禁じられた恋の美しさはため息ものです。やはり『花宵道中』も読まなければと強く思いました。

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2008年5月 5日 (月)

メタボラ

桐野夏生の『メタボラ』を読みました。しばらく読後の余韻が消えそうにないです。すっごいぶ厚い本なのですがあっという間に読めるのでおすすめです。沖縄の宮古島で生まれ育った天真爛漫の17歳の昭光と記憶喪失の20代半ばの青年が沖縄で知り合ってそれぞれが必死で生きるストーリーです。記憶喪失の「僕」と昭光が順番に語ります。特に、宮古島の方言丸出しで語られる昭光の言葉はほとんど解説なしなので、半分くらいは雰囲気しか伝わらないけど、「なんとなんと」、「さいが、さいが」「オゴエッ」「ずみずみ」という言葉がなんともおかしくて真似しちゃいそう。沖縄の米軍基地の問題や本土と内地の問題、ニートや日雇い、ホームレスといったワーキングプアの問題も語られ、明るい小説ではないのだけれど私には最高にロマンティックなラブストーリーでした。って変かな?

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2008年5月 2日 (金)

長生き競争!

黒野伸一は『万寿子さんの庭』の作者でここに登場する、いじわるばあさんは読んでいてとても楽しかったです。今度はおじいさんたちが出てくるとなると読むしかありません。76歳の6人の幼なじみが再会して、一番長生きできた人がお金を受け取れるように賭けをします。当然どんどん亡くなっていくのですが、その辺りはあまりじめじめしていません。6人のうちのひとりは女性でちゃんとマドンナもいて若い女の子との恋愛もあったりして、かっこ良すぎるおじいさんたちでしたが、老人小説、なかなか楽しめました。

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2008年5月 1日 (木)

リセット

帯の注目の大型新人待望の書き下ろし!の文字に惹かれて読んでみました。垣谷美雨と言う作家の本です。3人の高校時代の同級生が30年ぶりに偶然デパ地下で会い、なぜか30年前にタイムスリップする話しです。と読むと面白くなさそうですが、40代後半の生活に疲れたおばさん三人がおばさんの気持ちのまま18歳になって人生やり直すのです。読んでいるうちにだんだん面白くなりました。ユーモアとか笑いとかはないのですが、女は40代後半から人生勝負だ!みたいなところに共感できました。なんだか元気をもらえる小説でした。

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