私の男
ずっと読みたくてキープしているうちに直木賞を受賞してしまい、今になってやっと読めました。『赤朽葉家の伝説』も大好きでしたが、『私の男』もすごく好きです。ゆっくり味わって読もうと思ったのについつい先が気になってどんどん引き込まれました。禁断の愛を描いているのに汚らわしさや俗っぽさは全く感じられませんでした。私はむしろヒロインの花に感情移入してしまいました。花の幸せな気持ちがひたひたと心に沁みました。『少女七竃と七人の可愛そうな大人』と同様、うっとりするようなラブストーリーです。読んだ後はしばし、ぼうっとしてしまいました。素敵でした。
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