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2008年2月

2008年2月27日 (水)

雨の塔

宮木あや子の小説を初めて読みました。残念ながらあまり良さが伝わりませんでした。『花宵道中』を先に読むべきだったのかな。お金持ちの娘だけが入れる特別な寄宿学校のお話ですが、恩田陸の小説のファンなのでなんだか二番煎じな感じがしてしまいました。恩田陸の男の子だけの寄宿学校のお話し、『ネバーランド』の方が私は好きです。

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2008年2月26日 (火)

借金取りの王子

垣根涼介の新刊、読みました。リストラ代行会社の面接官、村上真介シリーズ第2弾です。待ってましたです。『君たちに明日はない』の続編ですが、またまた最高!面白かったです。クライアントの業種が多種多様なのでいろいろな業界の実情がわかるし、真介と年上の恋人とのラブストーリーも魅力的です。このダサいタイトルにめげずに読んでみて下さい。早くも次回作を期待しています。

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2008年2月23日 (土)

風に顔をあげて

またまた平安寿子のハートウォーミングストーリーでした。ヒロインの風実は25歳のフリーター。自分の先行きに悩み、家族の悩みをかかえ、彼氏ともうまくいていなくて、崖っぷちだと思っています。25歳で崖っぷちって若過ぎない?と私は思うのですが、18歳から一人で働いてひとりで暮らさなければいけない境遇を知らないからかもしれません。でもこの本を読んで理解できました。血が繋がっていなくても家族のように寄り添って生きていける人を見つけることができた風実はとても幸せだということです。

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2008年2月21日 (木)

チームバチスタの栄光

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作って読んだことがなかったので、出遅れてしまいました。ハードカバーが出た時に気になってはいたのですが、文庫化してやっと手に取り、電車の中の細切れ時間に読んでました。評判通りでした。医学の専門用語も本格的でピリピリしたオペ中の緊張感が伝わってくる臨場感溢れる文体なのに笑いもあり!盛りだくさんな贅沢な本でした。かなり前ですがマイクル・クライトンにハマった時期がありましたが、すっかりハマりそうです。もう2冊出てるんですよね、早く読まなければ。

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2008年2月20日 (水)

武士道シックスティーン

本当にこの本、誉田哲也が書いたの?と何度も思いました。作者初の死人がひとりも出ない小説だそうです。最初から最後まで剣道、剣道、そして友情という青春小説でした。すごく引き込まれました。鹿男に続き、剣道がブレイクするのでしょうか。何を隠そう私は中学のときは剣道部。小6のときに女子校なのに先生に頼み込んで剣道部を作ってもらったのにちっともうまくなれなくて、ほとんど嫌々剣道をやっていました。この本を読んで、中2の大阪市の大会で小手に旗が一つしか上がらなかったのは残心が足りなかったんだぁと今頃気付きました。楽しかったこともいっぱい思い出しました。また剣道、やってみたいな。

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2008年2月15日 (金)

シングルマザー

真田コジマの本は初めて読みました。最近の作家は性別がよくわからないです。書店で本を買えば女流作家、男性作家って棚が分かれていたりするのでしょうか。分かれていない本屋が多い気がします。男女どちらかが書いたかってあまり関係ないですけどね。桜庭一樹は『赤朽葉家の伝説』を読んだ後に女性だと知りました。『シングルマザー』は3つのごく平凡な家庭内の問題とシングルマザーの枝里の恋の話が交差する連作短編集です。大手食品会社に勤務する同期の男3人のそれぞれの家庭の悩みが妻の側から語られています。ストーリーとしては不倫や思春期の娘や夫婦の倦怠期やらもう読み飽きた感のある話題ですが、なかなか楽しく読めました。

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2008年2月13日 (水)

私の男

ずっと読みたくてキープしているうちに直木賞を受賞してしまい、今になってやっと読めました。『赤朽葉家の伝説』も大好きでしたが、『私の男』もすごく好きです。ゆっくり味わって読もうと思ったのについつい先が気になってどんどん引き込まれました。禁断の愛を描いているのに汚らわしさや俗っぽさは全く感じられませんでした。私はむしろヒロインの花に感情移入してしまいました。花の幸せな気持ちがひたひたと心に沁みました。『少女七竃と七人の可愛そうな大人』と同様、うっとりするようなラブストーリーです。読んだ後はしばし、ぼうっとしてしまいました。素敵でした。

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2008年2月 8日 (金)

ホルモー六景

もらっちゃいました!
万城目学のサイン本。『ホルモー六景』は2冊目なのでこれはビニールに入れて飾っておきます。万城目さま、ありがとう。大好きです。
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2008年2月 7日 (木)

大きな熊が来る前に、おやすみ。

島本理生の文章ってきれいで心地よくて好きです。この本も読んでいるとふわふわと暖かい日だまりの中にいるような心地よさを感じるのですが3編とも暴力がテーマの根底にあります。ラブストーリーなんだけど、べたべたしてなくてあっさりしていると感じるのは暴力が介在しているから相手と微妙な距離をおいているからでしょうか。こんな辛い目にあってる女性がいるなんてなんだか悲しいです。でも美しい。中でも「猫と君のとなり」は素敵なラブストーリーで、ほっとするハッピーエンドで終わりました。以前に読んだ『ナラタージュ』でもかなり泣かされましたが、この最後の短編でも泣かされました。絵本の『よるくま』の酒井駒子の装画もかわいくて私の大好きなてんとう虫がついてるし、コレクションに加えたい一冊です。

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2008年2月 4日 (月)

ワーキングガール・ウォーズ

先日柴田よしきの『やってられない月曜日』が面白かったので、読んでみました。37歳独身の女係長が主人公のワーキングガール小説です。ヒロインの墨田翔子は大手総合音楽会社に勤めるキャリアウーマンです。社内いじめや中傷、セクハラ等いろいろ悩みをかかえているのに中間管理職として部下の女性も守らなければいけない。恋愛の方はさっぱりで、ラストは切なかったです。かっこいいキャリアウーマンではないのがとてもリアルで面白く読めました。

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