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2008年1月

2008年1月30日 (水)

渋谷に里帰り

山本幸久の本は大好きですが、この本もすごく面白かったです。主人公は渋谷生まれで小学6年生まで渋谷で育った32歳の稔です。渋谷から都下に引っ越して国立大学を卒業し、食品会社に就職するまで20年、渋谷にはほとんど足を踏み入れていなかったのですが、突然営業担当エリアが渋谷になってしまい里帰りします。喜怒哀楽が表情に出ない面白味のないやつと言われている稔が先輩女性にしごかれているうちに魅力的な男性に成長したゆくストーリーです。渋谷って若い人の街のイメージが強くて、エネルギーがいる街だからすっかり行かなくなっていましたが、懐かしい場所がいっぱいでてきてコーフンしました。読みながらエー!あそこなくなったの?Cisco!行った行ったと独り言を言ってしまいました。それに『凸凹デイズ』のあの人も出てくる!

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2008年1月26日 (土)

幸せまねき

『万寿子さんの庭』の作者、黒野伸一の家族小説です。期待にワクワクして読みはじめましたが、堪能しました。。。
父親の真太郎、母の小絵、姉の穣(みのり)、弟の翔、猫のミケ、犬のタロウの6つの視点から語られる、中山家の物語です。別々の視点から決して円満な家族ではない事実が次々と明らかになりますが、問題は解決してゆきます。タイトル通り、最後はめでたしめでたしのハッピーエンドです。こういう本って大好きです。

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2008年1月19日 (土)

やってられない月曜日

大手出版社の経理課に勤めるさえない女子社員の高遠寧々が主人公です。会社勤めはさておき、趣味がNゲージ用の1/150スケールの住宅模型を作ることでそちらの方に情熱を注いでいます。キャリアアップや恋愛には無縁なヒロインですが実に楽しそうです。社内での小さな事件もいろいろとあるのですが、心温まる人間関係のエピソードもあったりして会社勤めも悪くはないなって気持ちにさせられました。

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2008年1月15日 (火)

りんごの子守唄

最近、かわいいCDを見つけました。ビートルズのカバーなんですが、『Apple of his eye』が男の子用、『Apple of her eye』が女の子用です。最近出たのは「Apple of our eye』です。私が買ったのは女の子用。100%オレンジのイラストがかわいい絵本みたいなジャケットです。あとの二つはiTuneでダウンロードしました。
しばらくiPodが離せません。

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2008年1月14日 (月)

滝山コミューン一九七四

作者の原武史は1962年生まれの政治思想史学者、自分の小学校時代を回想するドキュメンタリーです。70年代に滝山団地という団地に住み、公立小学校で受けたソビエト型教育に感じた違和感を記しています。自由より平等、個人よりは集団を重んじる教育は70年代でなくても今の学校でも少し残っているような気がします。ただ、個性を尊重してくれる私立小学校で学んだ私にはここに出てくるエピソードはあまりピンとこなかったです。でもミステリーよりもわくわくして読み進めることができました。買って損しなかったです。

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2008年1月 4日 (金)

予定日はジミー・ペイジ

角田光代、本人が妊娠したのかと思うくらいリアルな妊娠日記でした。実際に作者にお祝いやカードが届いたそうです。あとがきに私は妊娠してませんと書いてありました。「あの人は子どもを産んだことがないからわからないわ」とエラそうに言う女性がよくいますが、私はそういう決めつけをする人の気持ちが全く理解できません。そう言う人はこの本を読んでみたらいいと思います。妊娠したことがない角田光代はマイノリティだと思える妊婦を見事に描いています。妊娠を素直に喜べない妊婦らしい気分にならない妊婦のことです。私のまわりには不妊症で、赤ちゃんが欲しくて欲しくてたまらないという獣化(?)した人たちばかりなのですが。え?私たちがマイノリティなのか?でもね、妊娠中に感じた青春の喪失感ってのはすごくよくわかりますよ。

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2008年1月 3日 (木)

ホルモー六景

あけましておめでとうございます。
新年初めての一冊は万城目学の『ホルモー六景』でした。『鴨川ホルモー』の続編です。待ってました!最高でした。ホルモーのその後が書かれているのですが、ロマンチックでとても素敵。最後の「長持の恋」でやられました。元旦早々号泣してしまい顔がパタリロになってしまいました。新作も連載中とのことで、万城目さんからは目が離せません。昨年読んだ本の数は103冊でした。一昨年は120冊を超えていたので、かなりのペースダウンです。今年は何冊読めるかな。

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