« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

2007年12月31日 (月)

青空の卵

坂木司の本は2冊目です。この本はシリーズになっていて、3部作だそうです。ひきこもりの鳥井真一と彼を見守る友人の坂木司の探偵ごっこです。男同士の友情が多少暑苦しい感じもあるのですが、引きこもりの鳥井はオタクだけあって知識が豊富で読んでいて面白いです。次々に登場する人物たちも一風変わった人ばかり。そして一度出てきた人たちは鳥井と坂木と友情で結ばれてその後何度も登場するという、心温まる展開です。あと2冊も読もうと思って買ってあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月29日 (土)

のぼせもんやけん

お笑いの人の書く本って当たりが多い気がします。『佐賀のがばいばあちゃん』もすごく泣きました。でも前々から好きだった小松政男の本『のぼせもんやけん』は発売されてすぐに読んだのですが、2作目が出て、また読み返しました。まだ芸能界に入る前のサラリーマン時代の話ですが、とても面白いです。声を出して笑ってしまいます。今『のぼせもんやけん2』を読んでます。これは植木等の付き人だった時代の話です。冒頭から泣けちゃいましたが、この先はどうなることやら。今我が家ではつまらないギャグを言った後に、「しらけどり」を一斉に歌うのが流行ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月22日 (土)

あなたの呼吸が止まるまで

島本理生の本は『ナラタージュ』以来かも。恋愛小説かと思ったら、全く違いました。父子家庭の12歳の女の子、朔は常に大人に囲まれているからか、少し大人びていて小学校のクラスでも少し浮いた存在です。「です・ます」体で書かれているので最初は少し読みにくかったのですが、どんどん引き込まれて行きました。自分が12歳の少女に戻ったようでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月18日 (火)

まぼろしハワイ

よしもとばななの本は今までに2度ほどしか読んだことがないのです。『キッチン』ともう一冊はなんだっけ?って感じです。『まぼろしハワイ』は書き上げるのに5年もかかったという力作だっていうし、作者がハワイを行き来して書いたハワイ小説って書いてあったし、表紙もかわいいしとかなり期待していたのですが、さっぱり印象に残らない。収められた3編ではそれぞれいびつな家庭が描かれているのですが、ぜんぜんピンとこないのです。ハワイという字を見ただけでハワイに行きたくなる私なのに、この本読んでもちっともアロハな気分になりませんでした。きっと私とよしもとばななは相性が悪いのでしょう。あ、思い出した、もう一作は『つぐみ』でした。雑誌連載では山本容子の版画が挿絵に使われていてきれいだったなぁという印象しか残っていません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月14日 (金)

ロック母

角田光代の15年間に書かれた短編集でした。知らなくて読みはじめたのですが、「ゆうべの神様」なんて全く別人が書いたのかと思いました。「カノジョ」あたりから、私の知っている角田光代っぽいかなと思いました。2002年の作品でした。熱烈なファンにはたまらないのかもしれませんが、私はちょっと損した気分です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 5日 (水)

マルシェ・アンジュール

野中柊の『マルシェ・アンジュール』を読みました。高級スーパーマーケットのマルシェ・アンジュールに通う人たちのラブストーリーでした。6つの短編が収められていましたが私は「初恋」が一番好きです。恋のドキドキってよりも深夜のデリカテッセンのなんだかワクワクする感じが伝わってきて良かったです。旅行に行ったときの非日常感って感じです。子連れ旅行ではあまり体感できませんけどねぇ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 4日 (火)

グアテマラの弟

片桐はいりの2作目のエッセイ集を読みました。20年ぐらい話もしていなかった仲の悪い弟がいたんですって。弟はいつのまにかグアテマラに移住していて、父親の介護がきっかけで連絡を取り合うようになり、グアテマラに長期滞在するくらいに仲良くなったそうです。なんだか一人っ子の私にはとても羨ましい心温まるエッセイでした。でも面白さは一作目の『わたしのマトカ』が断然際立ってます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »