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2007年7月17日 (火)

万寿子さんの庭

元気なおばあさんが出てくる話が好きです。そこに若い娘が出てきたら理想的。おばあさん話で一番のお気に入りは野中ともその『宇宙でいちばんあかるい屋根』です。これにはやられた!号泣です。梨木香歩の『西の魔女が死んだ』や青山七恵の『ひとり日和』もおばあさんと若い娘の話です。乃南アサの『しゃぼん玉』と佐川光晴の『家族芝居』は老婆と若い男性の組み合わせでこれも良かったです。ただ、おばあさんの出てくる話は結末はみんな悲しいことになります。おばあさんのほうが確実に早く死んでしまうからです。黒野伸一の『万寿子さんの庭』は平成のいじわるばあさん現れるという感じで痛快です。20歳の一般職の女の子、京子がアパートの近くに一人暮らしをしているおばあさんにいじわるをされるのですが、だんだんとかけがえのないお友達になっていくストーリーです。京子の恋愛も同時進行して、読んでいてワクワクします。温泉旅行を一緒にするまで仲良しになった万寿子さんなのですが、最後はやっぱり。号泣してしまいました。

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