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2007年4月

2007年4月30日 (月)

赤朽葉家の伝説

桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』を読み終わりました。久々に読む分厚い大河小説でしかも2段組だったので少し時間がかかりましたが、読み終わるのがもったいなくなるくらい面白かったです。大河小説はヒロインだと三代記になり、男性だと一代記が多いらしいけど、この本もヒロイン三代記です。1953年から現代までの赤朽葉家の伝統が三代目ヒロインによって語られています。個性豊かな登場人物が次々と現れていろいろな事件が起って一気読みできました。1966年生まれの丙午(ひのえうま)の女たちがレディースを作ったって説がとても面白かったです。

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2007年4月27日 (金)

神様からひと言

荻原浩の『神様からひと言』を読もうと文庫本を買ったのですが、WOWOWのオリジナルドラマを先に観てしまいました。ドラマを観た後に慌てて読んだのですが、ちょっと面白さ半減で、もったいないことをしました。ドラマは主演が元ちびノリダーの俳優でイメージがかなり違ってましたが他の出演者はほぼ原作通りのイメージでした。ただ、2時間ドラマなので要約しまくっていて、興ざめでした。原作がドラマかどっちかにしぼれば、とっても楽しめたのかもしれません。

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2007年4月26日 (木)

モノレールねこ

加納朋子の『モノレールねこ』を昨日読みました。前に読んだのが重ーい話だったので、気分も落ち込み気味だったのですが、「モノレールねこ」で救われました。この作家の本は初めて読んだのですが、ミステリー界では中堅作家という扱いなんですね。知らなかった。もともとミステリーは苦手な方なので、チェックしていませんでした。これを機会に『ななつのこ』とかアリスのシリーズを読んでみようと思います。『モノレールねこ』は心温まる短編集です。限りなく一般小説に近い短編が収められているそうです。他の本はもっとミステリータッチだそうです。「モノレールねこ」はすごくオーソドックスなお話でした。小学生の頃に星新一を初めて読んだときみたいな気持ちになりました。

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2007年4月25日 (水)

空白の叫び

貫井徳朗の『空白の叫び』を読み終わりました。上下巻あるのですが、内容が衝撃的なので一気読みできます。でも悲しい話です。以前に貫井徳朗の『悪党たちは千里を走る』を読んだのですが、コメディタッチで笑える泥棒の話だったので、油断して読みはじめてしまいました。『空白の叫び』は14歳の3人の少年の話です。3人は性格も育った環境もバラバラなのですが、共通点は14歳で殺人を犯してしまったという点です。少年院での生活は悲惨で出所後の生活もまた悲惨。悲しくて悲しくてやりきれなくなりました。今さらながら愛されて育つってことは大切なんだと思いました。

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2007年4月23日 (月)

きらめくジャンクフード

久々にエッセイでもと思って野中柊の『きらめくジャンクフード』を読みました。最近面白すぎる「当たり!」の本ばかり読んでいたせいか退屈でダメでした。以前、野中柊の本では『ひな菊とペパーミント』を読んですごく感動した記憶があります。13歳という傷付きやすい年頃のヒロインが暖かい友人に囲まれて困難を乗り越えて行くストーリーで、切ないドキドキ感が伝わりました。回りの人からいたわれるのを心地よく感じられる人は幸せですよね。

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2007年4月21日 (土)

ゆくとしくるとし

大沼紀子の『ゆくとし くるとし』は坊ちゃん文学賞をとったので読んでみました。前々回受賞したのは瀬尾まいこの『卵の緒』ですごく感動したからです。でもすこし期待外れでした。助産院を営む母とそこに同居するオカマと引きこもり大学生の女の子の物語です。なんかシンプルすぎて平凡でどっかで読んだ話みたいで退屈でした。収録されているもう一遍の『僕らのパレード』のほうが私は好きでした。父親がコロコロ変わる家庭に育つ小学生の男の子サムと失語症の姉メリー、方向音痴で糸をたどらないと家に帰れないアヤエの超個性的な面々が寄り添って生きて行くストーリーこそが坊ちゃん文学賞に値するのではないかなぁと思うのですが。

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2007年4月20日 (金)

RUN!RUN!EUN!

お友達の家が鍼灸治療院をやっています。整体と鍼灸治療の違いもイマイチわからない私には無縁の世界だったのですが、鍼灸治療って(整体もそうでしょうが)スポーツトレーナーも兼ねていたりして、お友達のパパは毎年箱根駅伝に同行しているそうです。マラソンはするのは好きな方なのですが(といっても大学の時に10キロ走ったのが最後)見るのは苦手です。でもお友達の話を聞いているうちにちょっと興味を持ってマラソン小説(というジャンルがあるのか分かりませんが)を読んでみたくなりました。桂望実の『RUN!RUN!RUN!』は、ただの駅伝に賭ける少年のさわやか青春小説かと思いきや、なかなか重いテーマのストーリーでした。暗いストーリーですが、主人公の少年が前向きな性格なので読んだ後は爽やかでした。

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2007年4月19日 (木)

かもめ食堂

群ようこの『かもめ食堂』をずっと読みたかったのですが、先にDVDを観てしまいました。すごく良かったです。北欧のかわいらしさが出ていました。キャストは小林聡美、片桐はいり、もたいまさこなんですが、3人ともかわいかったです。あーかわいかった。きっと小説もかわいらしい世界に浸れるんだろうなぁと思うと早く読みたくなってきました。ムーミンのミーとスナフキンは異母兄弟って初めて知りました。結構自分はヘビーなムーミンファンだと思ってたんだけどなぁ。ミムラ姉さんとも血が繋がっているのかしら。

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2007年4月18日 (水)

ネバーランド

恩田陸の小説が好きです。読みはじめたのは3年前ぐらいなので、まだまだ読んでいない作品がたくさんあるので、文庫版で出るとすぐに買っています。今日も『黄昏の百合の骨』が出ていたので早速買いました。私は男の子が主人公の小説が好きで、よく読みますが『ネバーランド』もお気に入りの一冊です。学校の寮に住む男子高校生の話ですが、ドキドキわくわくして読みました。

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2007年4月17日 (火)

桜川ピクニック

川端裕人の『桜川ピクニック』はパパの子育て本です。最近は本当に子育てするパパが増えたと思います。5、6年前はスリングや抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしてるパパはあまり見かけなかったような気がします。最近はショッピングセンターのベビールームはパパばかりずらりと並んでオムツ換えをしています。川端裕人は自分でしっかり子育てしたパパの視点で書いてるので、リアルです。でもパパの言い分や愚痴なんかに耳を貸したくはないですけどね。

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2007年4月16日 (月)

階段途中のビックノイズ

またまた一気読みできる面白い本を見つけました。越谷オサムの『階段途中のビックノイズ』です。廃部寸前の軽音楽部を立て直そうと奮闘するロックな男子高校生たちの話です。70年代から80年代のロックも懐かしくて、楽しかったです。ありがちなストーリーですが、途中で何度も爆笑、そして、最後は涙します。懐かしい曲をiTuneで今すぐダウンロードしてipodで聞かなきゃ!

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2007年4月14日 (土)

七夕しぐれ

小学生の男の子が主人公の小説が好きです。子供の頃の記憶はほとんどが小学校のときの楽しい思い出です。当時は全く理解できなかった男子の心情が小説を読むことで少し理解できる気がします。熊谷達也の『七夕しぐれ』もそんな小説でした。楽しかった小学校時代を懐かしく思い出しました。テーマは決して軽くなく、いじめ問題も絡んでいるのですが、男の子の視点から語られているので読後はさわやかでした。
小学校の時に男子たちと作って毎日一緒に歌ったしりとりの歌をふと思い出しました。「インドの山奥でんでんでんろく豆うまいまめだかの学校は川のなかえってきたぞ帰ってきたぞうさんぞうさんお鼻が長いのねえムーミンこっち向いてるてる坊主てる坊主明日天気にしておくレインボーマントヒヒデ木村屋の人形店」というのですが、今も歌えます。時代を感じさせて良い出来だと感心します。マントヒヒのあとは両手を口の横に持ってきて「秀樹ー!」と叫びます。そして最後はちゃんと「ん」で終わらせるのがこだわりでした。

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2007年4月13日 (金)

薄闇シルエット

角田光代の『薄闇シルエット』は半日で読み終わりました。この人の本はどれを読んでもはずれがないので安心して手に取れます。今回も面白かったです。ご本人の顔が浮かぶような文体と脱力系な感じが大好きです。古着屋さんを共同経営する40歳前の女友達が主人公です。大きな事件とか予想外な展開なんてないのですが、ページをめくる手がもどかしく感じられました。私も早くショップやりたいなぁー。

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2007年4月12日 (木)

初恋温泉

吉田修一の本は以前から好きでほぼ全部読んでいるのですが、普段あまり読書をしないような若い男性ファンが多い作家だそうです。『初恋温泉』は各地の温泉宿に泊まる男女をテーマにした短編集ですが、いかにも女性ファッション誌の連載小説みたいな軽い感じで好きにはなれませんでした。でも最後の高校生のカップルの話はドキドキしながら読めました。

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2007年4月11日 (水)

仮面ライダー

昨日作った雑誌の付録です。仮面ライダー電王のデンライナーを三つ作りました。
Deno

子供時代に付録で遊んだ世代だからか、組み立てるのは大好きです。何十年前とさほど作り方等は変わっていない気がしますが、プラスチック部品とかが増えたかなと感じます。まさかこの歳になってから付録を作る(しかも男の子用)とは思ってもみなかったですが、これができるのもあと数年と思うとパパには任せておけません。お友達たちはみんなパパが作るらしいのですが。そしてこの歳になって(またか)仮面ライダーにハマってしまいました。電王も違った意味で大好きなんですが、やはり一番好きなのはファイズです。悪者にも人格を与えた、子供向けとは思えないストーリー展開に何度見ても涙してしまうのでした。

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2007年4月10日 (火)

鴨川ホルモー

万城目 学の『鴨川ホルモー』をまだ読んでいない人が羨ましいです。すごく変なんですが面白いのです。突拍子もないストーリーなのになんか懐かしい。何この本?京都大学の新入生が奇妙なサークルに入部してしまう話です。私も大学の時は体育会、文化会、スポーツサークルと3つの部活とサークルに所属して、全部中途半端に学生生活を終わらせてしまい、今さらながら後悔しています。特に体育会って変な風習やしきたりがあったりして、コンパの前に一人ずつ変な口上を言わされたり、入部式の時にOBがずらっと並んだ前に新入部員が正座させられて変なあだ名をつけられたりと今思い出すと笑っちゃうような体験をしたなぁと懐かしく思い出しました。その時私につけられたあだ名は「唐獅子ポニー」だったのに、ちょっとかっこいい先輩が「それはかわいそうや、馬乗りのポニーにしたろーや」と言って「馬乗りのポニー」になったのです。何が良くなったのかさっぱりわからなかったのですが、友達は「明石のたこやき」とつけられ、泣いて帰ったのを覚えています。あの子どうしてるかなぁ。

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2007年4月 9日 (月)

夜のジンファンデル

コワーイ話を読みたいときは、篠田節子の『夜のジンファンデル』がお薦めです。怪談の短編集です。といってもホラー好きな人には物足りないと思いますが。私のようにテレビの心霊写真番組なんて絶対見られなかったり、人が恐い話をしようとすると耳をふさいで「わーわーわー聞こえないー」と話が終わるまで叫び続けるような恐がりさんには充分ゾゾーっときます。いったい何年生きてるの?って妖怪めいた長寿のおばあさんたちがでてくる話が一番気に入りました。読んだ日の夜、ふと深夜に目が覚めても恐くならないから大丈夫ですよ。

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2007年4月 8日 (日)

アナンシの血脈

ニール・ゲイマンの『アナンシの血脈』を読みました。上下2巻あったので、3日かかりました。評判通り面白かったです。とっても古いけど、『フォレストガンプ』を読んだときのようなワクワク感というか新鮮さがありました。ホラー風味のロマンチコメディ(以前の知り合いがロマンチックコメディのことをこう言ってました。たいして短縮になってないけど、流行らせたい。)ってところが私好みでした。字が大きかったので上下あってもすぐ読み終わってしまいますよ。ファンタジー界のイケメン作家(この言い方キライ!)と呼ばれているニール・ゲイマンの次回作も絶対読みたいです。本の装丁もすごくかわいいです。

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2007年4月 7日 (土)

漢字クロスワード

昨年あたりからずっとはまってるのは漢字クロスワードです。パズル系の雑誌ってたくさん出ていて、驚いたのですが、最初に買った『漢字塾』がスラスラ解けておもしろかったのですっかりはまってしまいました。でも二か月に一度しか出ないので、ほかの出版社の雑誌を買ってみたら、難しくてなかなか解けなくて途中で投げ出してしまいました。それからは『漢字塾』を二か月に一度買って、全部解いてはがきに答えを記入して送っています。それぞれの問題にプレゼントがついていて、任天堂DSやプラズマテレビなんかが当たるのです。まだ一度も当たったことはありませんが、励みになるではありませんか!しかも全問解かなくても応募できるのです。四字熟語も繰り返し出てくるので、お勉強にもなります。子供を叱る時にも、「あなた、それは因果応報よ」なんて言葉が出てくるかもしれません。

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2007年4月 6日 (金)

NDSの辞書

任天堂DSの辞書を買いました。何に使うかと言うと、最近漢字のクロスワードパズルにはまっているのです。さっそく、うぐいすという字を調べてみようと思って手書き入力したら鴬が出てこなくて鶯になるので、一気にやる気をなくしてしまいました。気を取り直して英単語を調べてみましたら、発音も聞けるので驚きました。ゲームもたくさんついてるし、しばらくは遊べそうです。アマゾンが一番価格が安かったので少し得した気分です。

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2007年4月 4日 (水)

均ちゃんの失踪

失踪癖のある40男の均ちゃんにかかわる3人の女たちに芽生える友情の話。均ちゃんの元恋人、元妻、今の恋人が失踪中の均ちゃんの家に泥棒が入ったことから警察に呼ばれて初めて顔を合わせます。年齢も職業も性格もバラバラの彼女たちに均ちゃんのゲイの異母兄弟が加わって温泉旅行にでかけるのです。そして友情が芽生えます。ハチャメチャの設定なのに、読んだ後はほのぼのと暖かい気持ちになりました。

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2007年4月 3日 (火)

浮世でランチ

人との付き合いが苦手な丸山君枝25歳フツーのOLの現在と14歳の頃の過去が交互に語られます。そして過去と現在がビミョーに重なっています。幼なじみの犬山くんの影響が強い割には大人になる頃には疎遠になっていたり、けんか別れした新田さんとミャンマーで再会したり。自分を特別な存在だと思っていても案外平凡でフツーだったりすることを思い知らされたりします。世の中が嫌いになったりすることがあっても気持ちのもちようで楽しく過ごせるかもしれないって、たまに人から言ってもらいたいですよね。

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2007年4月 2日 (月)

ワーホリ任侠伝

今読んでる途中の本はヴァシイ章絵の『ワーホリ任侠伝』です。簡単に言えば一流商社に勤めるお気楽一般職のヒナコの愛と性の物語。内容は結構えげつなくて、全然共感できないヒナコの人生なのですが、なぜか引き込まれていきます。ヒナコの元気が明るさとパワーをくれてるのかもしれません。まだ半分しか読んでないので続きが気になります。

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2007年4月 1日 (日)

天国のスープ

久々に体の芯から暖まるような素敵なストーリーで、昨日読みはじめて今日もう一度読み返してしまいました。主人公のシェフの亮介とヒロインの結子がスープを介して出会いそうで出会わないラブストーリーかと思ったら全然違った物語でした。最近私にとってスープってすごく気になるアイテムで、いろんなレシピや調理法が出てきたりするのでこの本は「買い」でした。著者の松田美智子さんはお料理の本をたくさん出しておられるのですね。

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